プロ野球阪神タイガースの新たな2軍拠点施設「ゼロカーボンベースボールパーク」が1日、兵庫県尼崎市にオープンした。心待ちにしていたファンや地元の住人が新パークの誕生を歓迎した。
阪神 岡田顧問が新2軍球場で始球式

引用 スポニチアネックス
阪神の新2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」が、こけら落としとなったこの日の試合前、岡田オーナー付顧問が始球式を行った。「記念やからな。筋目筋目で90周年で、またここは新しい1年目でな、いてよかったと思うわ」と語った。
チケット完売のスタンドを見渡し「すごいね。お客さん入った方が刺激になるし、全然そら違うよ。張になってくると思うよ。2軍の選手も」と話した。
阪神のスタメン発表では、選手にスモークが噴射される1軍さながらの演出もあり、スタンドは大きく盛り上がった。
阪神 先発門別は4回4安打無失点

引用 サンケイスポーツ
教育リーグ、阪神-広島、1日、SGL)高卒3年目の阪神・門別啓人投手(20)が「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」のオープニングゲームに先発し、4回無失点で役目を終えた。一回は三者凡退で片付けると、三回二死走者なしから中村奨に左前に運ばれ、さらに盗塁を許した。上本に四球で二死一、二塁とされたが、会沢を中飛に打ち取り、ピンチを切り抜けた。門別はキャンプからの実戦4試合で11回を無失点。開幕ローテへアピールし続ける。
初打点は小野寺 ルーキー佐野の同点打で沸く
阪神の2軍新本拠地「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」のオープニングゲームで、初めてスコアボードに得点を刻んだのは6年目の小野寺だった。「鳴尾浜で育成としてスタートした自分だから、この新球場から改めてスタートしたい」と気合を入れ「3番・一塁」でスタメン出場した小野寺は3回1死二、三塁から右犠飛。阪神の記念すべき一戦での先制に成功した。
これに続いて「4番・右翼」でスタメン出場した育成外国人のコンスエグラも左前に球場初タイムリー。中軸がしっかり機能した。
ドラフト5位ルーキー・佐野(日本海・富山)が強烈アピールに成功した。
3点ビハインドを追う7回に山田、百崎、井坪の3連打で無死満塁のチャンスを築くと、福島の二ゴロの間にまず1点。さらに途中出場の佐野が斉藤の初球を中越え二塁打。2者が生還し、同点。新本拠地初戦必勝を期待したファンの前で思い切りのいい打撃を披露した。

引用 スポニチアネックス
阪神 新球場初陣は 5ー5の引き分け 観衆は4178人
阪神は、新球場のこけら落としとなった広島との一戦は引き分けに終わった。
3点劣勢の7回無死満塁から2番・福島の二ゴロで1点を返すと、なおも二、三塁から佐野が中越えの適時二塁打で同点に追いついた。
以降は両チームともに得点圏に走者を送りながら無得点で試合終了。先発の門別は4回4安打無失点、打撃陣では春季キャンプ宜野座組でこの日、「1番・中堅」でスタメン出場した井坪が3安打、「2番・指名打者」の楠本が2安打3出塁と存在感を示した。
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