物価高が家庭を直撃する中、電気代高騰が追い打ちとなり悲鳴が上がっている。中には10万円を超える家庭もあるようだ。
列島に寒波が居座り続ける2月、まずは2月初旬に1週間程度寒波が続いた。そして中旬からさらに1週間、厳しい寒さが続く、気になるのは、電気代です。
家賃レベル 衝撃の電気代
埼玉県八潮市で、オール電化の1戸建てに6人で暮らす家族に聞いてみると・・・。
「初めて、これはちょっと家賃レベルの金額なので詐欺かなと思った」
去年1月の電気代は8万2875円でしたが、今年は12万7248円。およそ1.5倍も高くなっていた。なお、この家族は、来月届く電気代を10万円以下に抑えようと家族と協力して節電に取り組んでいるとのこと。
また、電気代に苦しむのは、雪国ももちろん同じで北海道の日本海側、後志地方、オール電化の一戸建てに暮らす家族は・・・。
北海道後志地方で3人暮らし、「今年の1月分で12万3158円。うっかりしていたと思ってびっくりした。しまったという感じ」
去年1月の金額は9万6175円。1年で2万6000円以上高くなっている。コンセントを小まめに抜くなど、節電しているが、それでも電気代が高くなった場合、ある決断に踏み切るとのこと。
「電気代が高くなったら、家の設備そのものを変えるつもり。ちょっとの節電で追いつく量ではないので」オール電化をやめて、暖房設備を取り換えるということ。
主なコメント

数年前に電力会社から国へ値上げ許可申請があった時、ウクライナ情勢によりこのままでは、大幅な赤字となり企業としてももたないので、値上げさせてほしいとの事だったと思います。それならしょうがないと、国民も納得した訳ですが、決算期になったら何故か大幅黒字で最高益。なんだそりゃと国も流石に怒るだろうと思っていたら、何故か値上げした分の一部を補助金で賄いますと言い出す始末。それから今に至っていると記憶していますが、企業と政府間での凄いマネロン感を感じてしまうのは私だけでしょうか?

毎月の電気料金に「再生可能エネルギー発電促進神賦課金」という名目で、自分のところだと約1000円程度が上乗せさせられている。これ、太陽光発電などの再生可能エネルギーで儲けている業者への支払い分なんだよね。本当に腐った制度だと思う。太陽光発電で作った電気は、「固定価格買取制度(FIT)によって、電力会社が高値で買い取ることが、義務付けらているんだけど、そのコスト一般家庭や企業の電気料金に転嫁しているんだよね。結局、こうした制度によって国民や未来のためじゃなくて、政治家と手を組んだ業者が儲かるためのものなんだよね。

養豚場を経営していますが、先月の電気料450万円の請求がきました。しかも豚がいきるためのヒーターとかの電気代は約100万円で、それ以外の電気は浄化槽とか糞を発酵させるための電気代です。今から20年前に義務化されたこととはいえ、うちらの取引は相場なのでこういう上がったコストが手取りに反映できない業種です。豚肉の国産自給率は約4割ですが、このままではみんな行き詰ってしまいます。私たち生産者だけの問題ではないと思います。食糧問題は待ったなしの状況です。政治家や農水省の方とかどう考えているのでしょうか?
まとめ
上記の養豚場の件で、飼育費用がそんなにかかるとは知りませんでした。しかも豚肉は変わらず安い。私自身、豚肉は必ず国産のものしか買いません。これからもおいしい豚肉を頂くことができることを感謝しております。
ただ心配なのは、自給率が下がっても国内業者に援助せず、輸入ばかりに頼る弱腰外交です。むしろ政治家はそちらのほうが都合が良いと考えるでしょう。昨今の物価高を考えると、早く、日本人ファーストの政治をやってほしいものです。
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